最近になって、ようやくミノキシジルの発毛メカニズムが判明してきたみたいです。
あんまり気にしたことがなかったので、気になりちょっと調べてみたところ、発毛メカニズムの正体は、どうやら『VEGF』と『FGF』という2つの成長因子みたいなんです。
どうやら、若干の違いがあったようです。詳しくは下記ページをご覧ください。
髪に何倍も栄養を送るのに必須。VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
VEGFとは、今ある血管から新しい血管を作り出す、『血管新生』という働きがあります。
要は頭皮において、『毛細血管を増やす』と言うことだと思います。
毛細血管が増えればおのずと、髪に栄養が行き渡るようになり、髪の成長をさらにアップするという素晴らしい働きをします。
ミノキシジルを塗布することで、このVEGFが毛乳頭から分泌され、血管新生作用を起こしているみたいなんです。
確認したくて、さらに追及して色々調べましたが、凄い専門知識のある諸先輩方のサイトを見ると、やはり血管新生の事が書いてありました。
色々な人がそうではないかと思っているようです。
また、薄毛の方の頭皮における毛細血管は、通常の人と比べて非常に少ないという報告もあるようで、そういった点でも『毛細血管の多さ』が関係しているのではないかと言われています。
諸先輩方の中には、それを見抜いて別の対策をしている人もいるようで、成長因子を配合しているものを使用しているみたいです。
調べていくうちに、自分はホントに知識が不足していると痛感しました。。。
『成長因子』というもの自体は知っていましたが、気にしたことは一切ありませんでした。
みなさん、しっかり調べていて『ミノキシジルの卒業』を狙っているようです。
これが噂に聞く、発毛因子、FGF(繊維芽細胞増因子)
FGFとは様々な細胞の分裂を促進させる因子です。
このFGFには『ファミリー』と言うものが存在していて、その数は、23種類にも及びます。
その中で育毛に関係してくるのは、FGF-1、FGF-2、FGF-7の3つですが、ミノキシジルを塗布することで、分泌されるのは、FGF-7のみです。
もう一つのVEGF、FGF-1とFGF-2。
FGF-1・FGF-2の二つは血管形成と細胞の増殖を促進させる作用があります。
この二つが優秀なのは、血管新生をしてくれることです。
そう、先ほどご説明した、VEGFと同じ働きを持つんです。
しかもその効果が、VEGFより優れているみたいなんです。
あのミノキシジルを上回るってことらしいんです。
そんなうまい話はないだろう。
調べたら、おなじみのWikipediaに載ってました!
FGF1とFGF2は血管内皮細胞の増殖促進と筒状構造への組織化、すなわち血管形成(既存の血管系からの新しい血管の成長)を促進する重要な機能を持ち、その効果は血管内皮細胞増殖因子(VEGF)や血小板由来成長因子(PDGF)などの血管形成因子よりも高いとされている。
これって凄いことですよね。
半端なく疑い深い僕でも、そのうち医療用成分に認定されるんじゃないのか?って思うくらい。
今、注目してる成分ですね。
FGF-7(KGF)
このFGF-7がミノキシジルにおける発毛促進因子です。
FGF-7は別名、KGF(ケラチノサイト成長因子)とも呼ばれます。
FGF-7(KGF)は、髪の毛を成長させる必要なもの。
いわば髪の成長の『おおもと』です。
FGF-7は毛乳頭細胞で作られる物質で、髪を作る細胞(毛母細胞)が働く為に必要とされている成長因子です。
FGF-7が毛母細胞に作用すると、毛母細胞が増殖・分裂をします。
分裂を繰り返すと『角化』という現象が起き、それが髪の毛となるんです。
髪って細胞が固まってできたものなんですね。
薄毛のサイトの管理人のくせに知らなかった…
まあ、要するに『髪を作る』のにFGF-7は絶対に必要な毛母細胞のパートナーということです。
そのFGF-7はミノキシジルを塗布することで、VEGFと一緒に分泌され、毛母細胞の増殖や分裂を繰り返させ、発毛させるといった感じですね。
ちなみに、このFGF-7が減っていることが薄毛の原因とも言われてるみたいです。
まとめると
ミノキシジルにはVEGFとFGF-7の作用があって、それぞれ、血管新生と毛母細胞分裂促進をさせるといった作用がある。
塗布することで、その2つが分泌され、発毛に至るって事ですね。
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