最近知ったのですが、5αリダクターゼの分泌量は遺伝で決まっているって知ってました?
これはホントに驚きでした。
というか、ただの僕の勉強不足なんですが・・・。
結局、薄毛は遺伝というのは本当だったと言うこと。
遺伝と5αリダクターゼ
遺伝で決まっているのは、皮脂腺から分泌される5αリダクターゼの分泌量と、男性ホルモンレセプターの感受性。
いままで僕は、遺伝は『男性ホルモンと5αリダクターゼの結合しやすさ』と勘違いしていました。
これは間違いでした。
大変申し訳ございませんでした。
皮脂腺から分泌される5αリダクターゼとは、まさに1型5αリダクターゼの事
てっぺんハゲとか、M字ハゲではなく、U字型の前頭部の後退と全スカに影響する、あの1型5αリダクターゼです。
まさに僕です。
なので恐らく、僕も5αリダクターゼの分泌量が人より多いから全スカなんだと推測されます。
僕もそうなんですが、1型5αリダクターゼの分泌量が多い人はニキビになりやすいそうです。
昔は酷かったです。顔のほっぺがブツブツで真っ赤で気持ち悪がられました・・・。
なぜニキビに影響するかと言うと、アクネ菌のエサである皮脂を大量に分泌するからなんです。
1型5αリダクターゼの役目
ニキビ編
まず初めに、血液によって運ばれてきた男性ホルモンと結合し、1型DHTになります。
その後、毛乳頭内部にある、男性ホルモンレセプターに『ホレホレ、さっさと皮脂出さんかいワレ~』と脅し、罪もない皮脂線をいじめ、皮脂たちをビチョビチョに出させます。
そんなビチョビチョになった皮脂たちは、裸のまま表皮に放りだされ、ニヤニヤと近づいてきた、悪人たち(アクネ菌)の手によってメチャクチャにもてあそばれてしまいます
こうして、次々と皮脂をたいらげた悪人たちは、どんどん肥大し皮膚を征服すべくブツブツニキビを作り上げてしまうのです。
恐らく、ニキビはこんな感じで出来るのではないかと!
全スカ編
血液によって運ばれてきた男性ホルモンと結合し、DHTになります。
その後、毛乳頭内部にある、男性ホルモンレセプターに『ホレホレ、さっさと皮脂出さんかいワレ~』『ついでに脱毛因子も出さんかいワレ~』と脅します。
遺伝によって影響の受けやすい人は、ついつい脱毛因子を出してしまうと言うことです。
こうして、脱毛因子司令を受けた毛乳頭細胞は毛母細胞の分裂を止めてしまいます。
その結果、髪の成長が止まり、生えないという現象が起きてしまうのです。
1型5αリダクターゼはホントに最低な奴ですよね・・・。
こいつさえ、いなければ…!!!!
って思いますよね。
そこでデュタスなんです。・・・が!
すこし問題が。
5αリダクターゼ阻害用にデュタスだけは役不足な恐れ
デュタスは1型5αリダクターゼと男性ホルモンの結合を阻害します。
でも、100%じゃないですよね。
全5αリダクターゼの結合を阻止するわけではないと思うんです。
ましてや、僕のように遺伝によって5αリダクターゼの量が多い場合、阻害しきれないと思うんです。
遺伝的要素のない普通の人であれば大丈夫なんだと思います。
でも、「5αリダクターゼの分泌量の多い全スカの人はデュタスだけでは足りないのか?」と思う訳です。
だからといって、フィナステリドとの併用は意味はありません。あれは2型だけですから。
じゃあ、スピロノラクトンをついに服用するか!?ともならないです。
あれは男性にはホントに向かなそうだし。ホントに手段がなくなった時用にします。
なら、どうするの?!!
実は、これからデュタステリド1日0.5mgではなく、1日1mgにしようという計画を企てています。
副作用はまず考えられないですから多分OKでしょう。
フィナステリドも副作用副作用っていいますが、睾丸から分泌される男性ホルモンの量は全く変わりませんからね。
男性ホルモンの分泌量を減らすのでなく、5αリダクターゼとの結合を阻止するだけで、睾丸に影響は一切ありません。
費用の心配はありますが、やってみないことには変わることはできません。
ちょうどデュタスが切れたのでデュタスより安い、シプラ社製のデュプロストに切り替え、それが届きしだい実行に移す計画です。
とりあえずデュプロストが来たらまたレビューしますが、何よりも1mgの効果に期待感が半端ないですね。
ついでに、嫁用のジェンヘアーのスピロノラクトンローションも注文しました。
※2017.01.20現在、ジェンヘアースピロノラクトンは販売終了しています。
最近、嫁の回復が停滞ぎみなので、ここいらで一気に攻める計画です。
コレも届き次第、レビューいたします。
スピロノラクトンを男性が使用する場合
photo : Stop! / thematthewknot
スピロノラクトンは男性の服用はやめておいた方がいいらしいです。
メカニズムは不明なんですが、女性の場合でも生理不順に陥る可能性や、高カリウム血症と呼ばれる不整脈を引き起こす恐れのある怖い副作用が伴う様です。
フィナステリドのように、男性ホルモンと5αリダクターゼが結合するのを防ぐわけではなく、その一歩先の『DHTがレセプターを刺激するのを防ぐ』といった作用をもちます。
そう考えると、フィナステリド同様、副作用の心配はないように思えるのですが、男性で服用しているのがほとんどいないという事実があります。
ただ、服用ではなく、外用薬として使用している男性はいるようです。
作り方簡単で、カークランドやロゲインといったミノキシジルに、錠剤のスピロノラクトンを溶かし込むといった方法です。
割らずにそのまま入れても1週間ほどで溶けるようですが、結構匂うそうです…。
なので、朝につけるのは難しいですね。
もっと早く溶かしたいのなら、砕く?しか方法はないようです。
ミノキシジル60mlに対し、スピロノラクトン100mg12錠で、およそスピロノラクトン2%濃度の溶液ができます。
もしめんどくさかったら、スピロノラクトン2%のジェンヘアーでOKかと。
錠剤タイプではなく、ローションタイプならこっちでしょうね。
一応、嫁にスピロノラクトンの効果が出始めたら、僕もやってみる計画です。
錠剤の方が安く済むので、錠剤でもやってみようかな。
ではまた。
コメント
[…] テストステロンが悪いわけではなく、5αリダクターゼが悪い ジェンヘアーのスピロノラクトン2%ローションが届きました […]